少し乱暴な言い方かもしれませんが、

モチベーションに勝る成績ＵＰの要因はない気がします。

モチベーションが高ければ、

・勉強量が自然に増え、

・勉強方法にもこだわり

・定着度も高くなります。

モチベーションが低いのに、

勉強量を増やしても、勉強法を変えても、定着のための工夫をしても、

効率は悪いままです。

ただ、モチベーションが低いのと、やる気がないのを同じと考える保護者も多く、

ここに少し問題があると思います。

教室に来ている生徒（新しくお問い合わせをいただく生徒も含めて）に、本当にやる気のない生徒はほとんどいません。

モチベーションが低い、もしくは、高くない生徒が多いのです。

それではモチベーションを高くするにはどうすべきなのでしょうか。

いろいろな方法がありますが、

ことが心の問題だけに、１００％というものはありません。

それでも、将来のことを語り合い、わかりやすい授業を楽しく行い、ほめてあげ、時には厳しくする。

これをとにかく根気よく続ける。

これが最善の方法だと思います。

ご家庭では、「勉強しろ」と言わないようにし、

「あなたが悪い」と言ったり、叱ることを減らしてほしいと思います。

私もそうでしたが、反省を自分を責めることだと信じていました。

そうなると、先へ進めなくなります。

本当の反省は、「先へ進むために自分が変わること」です。

本当は、「何故？」よりも、「次に同じことを繰り返さない」ことが大切なのに、

つい、「何故」だけに目がいきがちになります。

改善に生かされて初めて原因を探る意味が出てくるということに気付いたのは随分経ってからでした。

ご家庭では、そんなことよりも（これも大事なことなのですが）、

自己肯定感を高めるようなことに集中してみるとよい気がしています。

（こういったこことに取り組むことで返って、無理が生じることもあるので、気をつけなければなりません。）

モチベーションをあげるためには、

周りの人間が協力して、

時間をかけて取り組む必要がある気がします。

教室ではよりよい方法を探って常に改善を目指しています。

ご意見等ございましたら、何卒よろしくお願いいたします。